トンマッコルへようこそ

ずっと放置していた映画を見ました.「トンマッコルへようこそ」です.この映画の舞台は朝鮮戦争時代の朝鮮の森のはずれのトンマッコルという小さい村だそうです.この村に連合軍の韓国人兵士2人とアメリカ人兵士1人,そして人民軍兵士が3人紛れ込んできます.小さな村に敵同士が紛れ込んでしまったことで事件?が起こるわけですが,戦争など知らない純粋な村人たちに囲まれて,だんだんと平和に暮らしてゆくようになるわけです.
しかし,トンマッコルの村と5人+アメリカ人1人の南北連合軍に対して本当の連合軍の脅威が迫ってゆくのです….
てなかんじで,最初のほうは素晴らしくほんわかムードでコメディタッチなストーリーでして,誰もが戦争なんかやりたくなくて平和が好きなんだなと感じる映画なんですが,やっぱり戦争はそんなことお構いなしで暗い影をしのばせながら近づいてくるわけです.
戦争は悲劇を作るだけです.戦っている人たちも大切なものを守るためだったりで仕方なく戦っているのですが,戦いなんてないほうが一番なんです.平和に暮らしていた兵士たちも結局は大切なものを守るために戦いに行くわけです,自分たちが過ごした大切な平和な村を守るために戦いに行くわけですね….
残念ながら平和ってのは人それぞれ違って,守るべきものに違いがあるから戦争が起きるんだなってのを感じてしまいました.やっぱり宇宙から地球外生命体が攻めてきたりして,守るべき地球!っていう意識が強くならないと地球上の戦争はなくならないんでしょうかね….
この映画,最初見たトレーラーとかと比べるとかなり重い内容でびっくりしました.最初から最後までほんわかムードを期待したのですが,ちょっと泣けるほうへ進んでびっくりです.でもすごくよい映画でした.ほかの誰かに見てもらいたいですね.
[rakuten:book:11984334:detail]